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不動産投資とは?

不動産投資とは、利益を得る目的で不動産事業に資金を投下することです。
具体的には投資した不動産を人に貸して、定期的に賃料という利益を受け取ること、
またはその不動産を購入した金額以上で売却して、売却利益を得るという2つの利益を期待して不動産投資をします。

不動産投資では「賃料収入」と「不動産の値上がり益」を期待する


不動産投資の魅力

毎月、安定収入が得られる

なんと言っても不動産投資の一番の魅力は安定な収入を、毎月得ることが可能であるという点です。
入居者が確保できれば、その入居者が退去するまでの間、一般的には2~3年は安定した収入が
毎月見込めると考えてもよいでしょう。これが年金を補うとも言われる不動産投資の一番の魅力です。

場合によっては売却利益も

毎月の安定収入も魅力の一つですが、
投資する物件によっては売却による利益を得られる可能性もあります。
日本経済の成長により、再び地価が上昇することによって売却利益が得られるかもしれません。
また、その不動産から得られる収益をベースに不動産価格が決定することもありますので、
投資家自身の工夫、努力によって収益をアップできれば、不動産の価値も上がり、
売却利益を狙える可能性もでてきます。

資金調達がしやすく

不動産物件には担保力がありますので、物件を担保に金融機関からお金を借りことが可能です。
投資する物件及びそこから得られる収益を担保にお金を借りることが可能となります。
また、購入する物件を担保に金を借りた場合、毎月の賃料収入を返済に充てることが可能となります。

不動産投資におけるリスク

不動産投資において、やはり期待される利益は不確実であり、必ずしも期待した利益を得られるわけではありません。
投資した不動産が投資家の期待に応えて多くの賃料収入を得ることができたり、不動産の価値が上昇し、
売却することにより値上がり益を得られる場合もあれば、反対に思ったように賃料収入が得られなかったり、
不動産価値が下落して損失を被ることもあります。
すなわち、不動産投資においてもさまざまな「リスク」が伴います。

収入、支出に関するリスク
  • ●予定の賃料収入が得られない(入居者がいなければ安定収入は望めない)。「空室問題」「賃料下落問題」
  • ●賃料の滞納がある(入居者から賃料が支払われない)。「家賃滞納問題」
  • ●修繕コスト、管理コストが発生する。(物件、設備の老朽化、故障の発生)。
  • ●地震・火災の発生のおそれ
投資元本と流動性に関するリスク
  • ●購入価格以上で売却できない
  • ●金利の変動(金利の上昇)
  • ●すぐに現金化できない
社会的、経済的要因に関するリスク
  • ●不動産関連の法制度が変わる(建築関係等)
  • ●不動産関連の税制が変わる

不動産投資における利回りとは

不動産投資における利回りとは「投資金額に対する1年間の収入の割合」のことを言い、一般的に%(パーセント)で表示されます。

投資利回り(%)=不動産から生まれる年間収入÷不動産価格×100

ただし、不動産投資の場合はさまざまな不確定要素、リスクが伴いますので、
この利回りは確定されたものではなく、あくまで予想になります。
不動産の利回りには単純に投資金額に対する年間収入の割合を示したいわば表面的な利回りと、
諸経費も含めた実際の総投資金額に対して年間の収入から諸経費を引いた実際の収入の割合を示す実質の利回りの
大きく分けて2つ存在します。

表面利回り(%)=年間収入÷不動産価格×100
実質利回り(%)=(年間収入―諸経費)÷不動産価格×100
まとめ

不動産には前述したようにさまざまなリスクがありますが、
そのリスクというのはある程度、軽減することも回避することも、投資家自身の努力次第で可能となります。
不動産投資は一般的な株式投資等と異なり、投資した事業に自分の意思が反映でき、事業を左右できます。
そのためには投資家自身で不動産投資に関する知識を研鑚することが大切です。